5.31.2009

it is no use crying over spilt milk



=覆水盆に返らず
20代の時、stonesのコピーバンドを演っていた。black&sunburstカラーのテレキャスは異常に重たくて、ハンバッカーは安物のsolidサウンドしか奏でられなかったが、すこぶるかっこよかった。
50人も入らないlive houseで、keithしか弾いちゃいけないソロパートを引っ掻いた。ああ、おこがましい。でもメンバー5人はそれなりにその気だった。route66,tumblingdice,dancelittlesister,gimmieshelter,bitch,....
時に魂が乗り移った気さえした。
おごれる人も久しからず、あるlive当日にドラマーが現れずドタキャン。ベーシストは練習に来ないまま失踪後、今もって行方不明。残された3人も離れ離れになって早10年。
まき散らした数々の奇跡のサウンドも、こぼれおちたメンバーも年月も元には戻らない。
でもそれでいいんだな。
waiting on a friend.....

5.29.2009

五臓六腑にしみわたる~その1~



東洋医学でいう五臓とは心臓・肺臓・肝臓・腎臓・脾臓を指し、六腑とは大腸・小腸・胃・肝・膀胱・三焦を意味するらしいが、この三焦というのが胃の上、胃の中、膀胱の上にあって排泄をつかさどる謎の部位であることは有名な話。
15年程前、東京ドームへ会社を休んでstonesを観に行った。決して音響効果が良いとは言えず、花火の量も消防法で自粛の上、スタンド席から望むglimmertwinsはマッチ棒くらい、と’71のMarqueeの臨場感からすれば程遠かったに違いない。
But!!!
Jumpin' Jack Flashのギターリフは確実に全身を突き抜けた。
脳幹を震わせ、鳥肌が浮き立ち、
そう、五臓六腑にまでしみわたったのだ。
興奮で失禁しそうにさえなったくらい......
つまり三焦はやはり存在するのだ。

5.28.2009

五寸釘~その1~

帰りの地下鉄でランダムプレイのE50からNINが流れた。目の前に座った酔っぱらいのカップルの声をかき消すべくVOLUMEを上げた。曲はgetting smaller
次の駅で今度は隣りの僅かなSPACEに割腹の主婦層二人連れが、これもまたalcohol臭を拡散させつつ、高笑いで領空侵犯。肩身もgetting smaller。曲が変わり、
PJのkamikazeでさらにVOLUMEアップ。釣り輪にぶら下がった口臭のきついサラリーマンのおじさんうるさくてごめんなさい。そんな自分に五寸釘。

5.27.2009

徳孤ならず、必ず隣有り~その1~

隣=共鳴する人 と昔教わった。
共感する人を求めて発信されるネットの世界にちょっと足を踏み入れてみようかと。

PJ HARVEYの動画を検索していたら何とビヨークと共演している映像に出くわした!
それぞれ圧倒的な世界観を持つ二人のデュエットは衝撃的、てかあり得ない!!!
しかも曲がsatisfactionて。絶対音感のシャウトが衝突して、化学反応引き起こして、何か強力な磁場が生じて、しまいにブラックホールが誕生するのではないか、みたいなセッションだった。
ファンが望んでいたかは別にして、これ以上ない貴重な映像だった。(貼った人に感謝)
彼女たちも“隣”なのかな。